FE 200-600mmが生えた話

やっちまった。気がつけば手元には真っ白いレンズが生えている。小型軽量化のためにミラーレスを導入?そんな目的は2か月で潰えた。だがしかしである。考えようによってはD4Sに70-200を付けた重量で200-600mmがカバーできるのだから合理的である。一応1㎏ほどの軽量化は達成していることになる。そのために60万ほどかかっているので笑えないが。


このレンズが発表された際には驚いた。なにせ今まで150-600mm領域をカバーするレンズと言えばピノキオよろしく伸縮するのが一般的だったところに純正のインナーズーム登場である。寸法が若干大きめなのが気にはなるが、その1点だけで購入検討に値する。なんならαシステムを選択した理由の1つがこいつだったりする。


レンズを注文したのが9月6日、実際に出荷されたのが9月12日だったのでおよそ1週間かからずに発送された。注文殺到のために入荷が遅れるなどと発表があったが、さすがにSONYも秋からの超望遠シーズンを逃す手はないと思ったのか9月中旬ごろには大体の量販店やカメラ店でも在庫が復活していた。今頃は日本各地の家庭で「え?このレンズ前からあったよ?」などと言い訳しているお父さんが散見されるのだろう。かく言う私自身も実家で同じ言い訳をした。


レンズが到着したらまずは三脚座を交換した。ジンバル雲台で有名なWimberleyが製造する固定式のアルカスイス互換製品で、米アマゾンからの輸入だと9,000円ほどだった。国内ではまだ販売されていないが、最短2日で届くので気になる人は個人輸入してもいいだろう。筆者はレンズ発送前に注文したためちんたら10日間かけて太平洋を横断するコースを選択したところ送料は600円ほどだった。


今のところまだ気温が高くまともに使用できていないが、安定感は抜群だ。AFは速いしα7Riiiの解像度にも負けていない。少し暗いのも晴天下では気にならないだろう。この秋からはこいつが主力として航空祭で暴れてくれることを期待している。すでに百里と築城は予約済み。あとは岐阜と入間をどうするか・・・などと策略を練っている。


ところでα9が欲しいのだが。

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