百里基地航空祭に行ってきた話・前日編その1

いよいよこの時期がやってきた。秋冬と言えば超望遠レンズの収穫が最盛期を迎える時期だが、それと同調するように日本各地の自衛隊基地で航空祭が行われる。今年は都合上入間基地はスキップしたが、F-4ファントムのラストとあれば百里基地は行くしかない。半年前にはホテルも抑えた。気合は十分、天候も上々のようだ。


例年百里基地の航空祭は2日間開催される。土曜日が基地周辺住民向けの特別公開、日曜日が一般向けの公開である。もちろん基地外周からなら土曜日でも撮影が出来るので一般公開前日から参戦する熱心なファンは多い。水戸駅から茨城空港への始発バスに揺られ、そこから徒歩で1時間余りでいつものセブンイレブン横に到着した。


さて一発目は早朝の天候偵察。8時スタートとのパンフレットの記載を信じていたら30分も早く離陸したため移動中に眺める形になってしまった。タンクなしの301sqなら諦めがつく。気を取り直してオープニングの編隊飛行である。今年度末で501sqが解隊となり、来年の航空祭は航空観閲式のため実施されないことを鑑みるにおそらくこれがF-4最後の大編隊となるのだろう。5番機にかかる影がやや気になるものの一点の曇りもない青空バックにいいものが撮れた。

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