カナダに行った話・バンクーバー島編

今から15年ほど前、カナダ西部のバンクーバー島に3年間住んでいたことがある。おそらく多くの人が想像するような雪と氷に閉ざされる北の果ての地という印象とは裏腹に、ここビクトリアは地中海性気候に分類される穏やかな気候が特徴だ。そのためこの地の夏は温暖で乾燥しており、連日天気に恵まれる。


そして離島につきものなのが本土や島を結ぶフェリーの存在だ。バンクーバーとビクトリアの間に横たわるジョージア海峡でも大小さまざまなRORO船が行き交うが、その合間を縫って数多くの水上飛行機も飛び交っている。これらは多くがデ・ハビランドカナダ製の機体で、現在はビクトリアに本社を置くバイキングエアが製造権を握っている。つまりこの島では水上飛行機が自給自足できるのである。

安定した天候と魅力的な水上飛行機が合わさったというならばこれは撮らずにはいられない。ビクトリアのインナーハーバーをはじめ、少し足を延ばしてナナイモでも着陸機を撮ってみた。さすがに超望遠を持っていなかったため着水のシーンはないが、そのうちまた訪問した時に撮ればいいだろう。

台風一家

散財やめました。うそです。

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